2020年4月3日金曜日

エクストリーム地上げの数々

こんばんは、こうちゃんです。

当時は、土地バブルに沸く時代だったため、戦後バラバラだった細かい土地を買い上げてまとめると商業施設などが建てられ、何倍もの価値になるため、土地の買い漁り、さらには売り渡さない地主には、地上げという形で、強制的に土地を奪い取る手法が一大ブームでした。

また、経済のためなら人権など犠牲にしてよいという無政府、無法状態だったため、ミスを装ってショベルカーで人の家を壊すことなど日常茶飯事でした。

後始末が面倒なので、まずは札束をチラつかせて買い上げが基本でしたが、それで納得して出ていかない場合は、力づくて土地から人をどける、なんなら事故に見せかけた殺しも当たり前の時代でした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%B4%E9%A6%AC%E4%B8%80%E5%AE%B65%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

今では信じがたいですが、当時は何をしても金があれば正義、の時代でした。

実際、そんなんあるわけないでしょ、な、
トラックの運転手が居眠り運転してました、という体で、人の家に突っ込むとか日常茶飯事でした。
人が死んでなくて、ただ家が壊れただけとかで、かつ、トラックの方も正規に仕事で登録(だいたい反社のフロント企業にですが)されているような車の場合、業務上にちょっとミスっただけ扱いで、罰金くらいは課せられても、ほぼ無罪に等しい時代でしたから。
法が無いに等しい時代だったとは、恐ろしい。



まあ、今でも地上げ自体は定番のようでもありますけど。


こうちゃん


0 件のコメント:

コメントを投稿